この8月、一ヶ月間にわたり展開してくれた“ドライエイジングビーフフェア”
その会期の終盤に駆けつける。
聞けば、予想以上のお客さまの評判にこの9月にも延長して展開を継続されるとのこと。
「うれしい限り」で、訪れてよかったと胸をなでおろす。
料理長中田さんと支配人坂口さん、ソムリエの八尾さんお三人の名コンビの中でお客さまへのドライエイジングビーフのお薦めをしてくださっておられるご様子をつぶさにおうかがいする。
3,900円のコース。
スープ、サラダ、ドライエイジングビーフ、デザート、コーヒーで。
価値あるお薦め。
昼は焼き上げにしっかり時間をかけなければならず、夜だけのメニューとして。
ドライエイジングビーフは一定の厚みで焼くことから4人さまでのご注文を前提とされている。
お店は心斎橋の「大丸」からもほど近く便利この上ない。それに一歩店に入ると街中とは思えないリゾートの心地で包み込んでくれる。天井から差し込む外光は健やかで明るい。店全体の空気をなんとも心地よく感じさせてくれる。、植栽もみごとな個性でアレンジされている。席卓もゆとりをもって配されてオーナーのやさしい心遣いをうかがわせてくれる。
そして中田さんのドライエイジングビーフ。
脂身部分は取除かれていて贅沢なばかり。
もうドライエイジングビーフの芳香が漂いはじめいている。
濃い旨味がお肉のジューシーさの中に広がる。
「感激」である。
噛みしめる、噛みしめる、噛みしめることがこんなにおいしいものか。
(うーん、次にはどすんと食べてみたい)と。
予約した時間に少々遅れて店入り。
少し遅れて到着、でも焼いての休ませでちょうど良かったかも、と中田さん。
スープは白とうもろこしの生の粒を下にしいてアイスにしてくれたもの。
桃使いの前菜とサラダ。
そして、スペシャルでドライエイジングビーフと同じ『さの萬』自慢の萬幻豚肩ロースをシンプルにだしてくれる。
店の植栽の個性にマッチして野菜などお皿への盛付けはまるで生け花のようにも感じてしまう。
無理をしてお願いをしたお客さまがちょうどお昼を終えられる頃の入店。
満喫の2時間ほどを過させていただく。
お店できっと大阪での「ドライエイジングビーフの会」をしましょうとお別れする。
ご馳走さまでした。
(ドライエイジングビーフは乳用肥育牛をお使いです)
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